生活防衛資金について
いくら必要か?
最近の投資ブームを背景に、生活防衛資金というワードをよく目にするようになりました。多くの投資系のYOUTUBEやTwitter,ブログなどを見ていても、必ず取り沙汰されるワードのひとつです。最近はSNSを媒介に拡散されて流行がつくられていくのだなあとつくづく実感しております。
ところで私の投資歴は今年で10年ほどになりますが、10年ほど前は「2ちゃんねる」の投資板のスレッドにはりついて情報を得ていたのも今では懐かしいです。私は「インデックスファンド」と「バリュー・配当・シーゲル】株式長期投資」というスレッドの住人でした。
その魑魅魍魎の怨念渦巻く2ちゃんねるの中では、人気インデックスブロガーへの悪口ややっかみ、自分の資産を報告し自己顕示欲を満たすだけのくだらないものでスレッドが消費される一方、「一括投資 VS ドルコスト平均法」、「インデックス投資 VS スマートベータ投資」、「ETF VS 投資信託」、「新しいインデックスファンドの隠れコストの分析」、「暴落時の過ごし方」など高尚な?議論が活発になりすぎてひとつのスレッドが消費される時もしばしばありました。その白熱する議論のひとつに「生活防衛資金」はいくら必要か?も加えて差し支えないでしょう。
有識者の意見
投資本マニアの私が知る限り、生活防衛資金というワードを使い始めたのは「投資戦略発想法」の著者 木村剛氏だとの認識があります。逮捕歴のある方の本を読むというある種の背徳感を味わいながら読んだ記憶があります。けれどこの本は紛れもなく私の投資を進めていく中で道筋を作ってくれた本のひとつです。分厚い本ですが興味のある方は一読をおすすめします。
確か木村氏は2年分を推奨しておられたと思います。また2年分の生活防衛資金も貯められない場合は投資はしてはいけないとの意見だったと思います。一方、私の基本的な投資方針のもとになっている、山崎さんによれば、生活防衛資金は3ヶ月分であれば十分だとの意見です。主に積み立てていくインデックスファンドの投資信託にも現金に近い流動性があるといった感じです。山崎さんの一般的な常識とされる意見に数字やデータで論破していく論調が僕はすごく好きです。
私の生活防衛資金
で、私はどうしたかというと「半年分」を生活防衛資金として保管することにしました。日本人的な思考で「松・竹・梅」の竹になったみたいな部分もありますが、私の場合は、妻が1,000万超の預金を所持していたことが最も大きいです。私は夫婦の資産を合計すればいいじゃんって考えたわけです。私たちは以前書いた「給与天引法」でダウンサイジングされた生活に慣れた身体になっていたため15〜20万/月で過ごすことが可能になっていました。よって毎月20万×6ヶ月=120万円を生活防衛資金としました。
私の生活防衛資金に対するスタンス
ただこれが私が独身だった場合、半年とかの判断ができたかと言われれば、難しかったかもしれません。転職したばかりの30代の会社員の将来なんて見据えることは困難だろうし、リストラとかその他の災いはいつ降ってくるかわかりませんしね。ただひとつ確かなことは、私の場合は妻のおかげで、いち早く投資を始めることができたといっても過言ではありません。妻のキャッシュは私の「心の安定剤」で他なりません。ある種の「キャッシュ・イズ・キング」を体験したときでした。
また一方、私が20代で若さが漲る時代で、積立投資などの知識があれば、山崎氏の「生活防衛資金3ヶ月」で少額から投資をやっているだろうなとも思っています。投資の最大の武器である複利のパワーを最大限に利用できますし、走りながら投資を覚えることができます。知識だけインプットしてもアウトプットしなければ覚えていないも同然です。若いうちは何度失敗しても立ち上がるチャンスは多くありますからね。いやあ、でも年を取ってから実感しますが「若い」って素晴らしいですね。もっと色々とチャレンジしておけばよかっとと思う今日この頃です。
で、生活防衛資金をいくら貯めるかについてですが、個人が置かれている状況や目的によって異なるので一概に「何ヶ月」と決めることはできないというのが私の考え方となります。会社員、公務員、フリーランスとかの職業によっても異なるし、住んでいるエリアによっても変わってくるかもしれません。ただそれぞれ自分の「居心地の良い」ポイントを見つけ出すだけだと思います。極論、月日が経つことで個人の思考も変わってくるのでそれに合わせていくってのでもいいかもしれませんしね。将来のことは誰も知るよしもありませんからね。
以上参考になれば嬉しいです。
コメント