経済的自由という考え方との出会いまで
- 面倒な職場の人間関係を可能な限り軽減したいと考えた。
- 自分の良心に従った仕事がしたいと思った。
- 自分の「好きなこと」をストレスフリーの境地でやりたかった。
人間関係のしがらみ
アドラーが言うように、人間の悩みというのはほぼ対人関係によるものです。その点については皆さんも首肯できる点ではないでしょうか?マウントを取ろうとしてくる上司、ネガティブなことや他人の陰口しか言わない同僚、自分勝手な主張しかしない客など挙げていけば枚挙にいとまがありません。
社会には多種多様な人間が存在します。彼らは各々のDNAを有しバッググラウンドも違えば、価値観や主義主張も異なります。そういった社会では、全員と歩調を合わせてさまざまな相違を受け入れて生きていかなくてはなりません。でもそれはきっと同調圧力によって生み出された「幻想」に惑わされているに過ぎないと思うのだけれど。
社会の構造上あるいは教育システムにより、和を尊び協調性を重んじる社会が是とされています。そのためか多くの人は、自らの欲望を理性で抑えつけ、小さな違和感を携えながら、協調性という輪に溶け込んでいくのです。
良心の呵責
また会社員という立場の場合、会社が従業員のいろいろな面を保証する代わりに、従業員はその期待に応えて会社の利益になる仕事をしなくてはなりません。期待するパフォーマンスを達成したり、越えてくる社員は将来的な期待値が高まり重宝され出世をしていくということになります。それは自分の時間というものを提供し犠牲にすることで得られる対価となります。自己実現の手段としてそれをよしとする価値観があることももちろん理解もできます。
ただ私の場合は、そういった誰かとの競争で勝ち抜き名誉をとることにとんと興味が湧くことはありませんでした。それよりかは毎日コツコツと努力をし、自分が成長している実感を得ることに喜びを見出しているタイプの人間です。
私は同僚が営業成績に一喜一憂しているのを横目で見ながら、仕事はそこそこに資格取得や投資の勉強、エクセルでの仕事の効率化、英語学習にエネルギーを注いできたのです。海外の方の来客率を上げるために会社のブログ記事を全部英語で書いたり、来店していただいた海外のお客様は無料の英会話レッスンの場だと思いアウトプットの場として最大限に活用し、ビジネス英語でのメールや会話ができるようになりました(私は留学経験皆無の純ジャパです)。また大口のオーナーとリアルな投資や節税の話ができたことは自分の血肉になりました。また年を重ねたということもありますが、私は出世を望まなかった代わりに、その会社である種独特のポジションを手に入れたように気がしました。そしてそこはとても居心地の良いソファーでした。
けれど会社員である以上、好むと好まざるに関わらず会社の利益を生み出さない社員は会社の「無能」の烙印を押されて、会社の利益を上げるための仕事を求められます。そうすると私たちは売りたくもない「会社の利益にだけなる商品」をお客様にしぶしぶ売りつけなくてはならない羽目になるのです。それができない場合は不適格な「歯車」とみなされ捨てられてしまう場合もあります。でもこれも勤め人である以上、「宿命」であると割り切らなければなりません。世の中のすべての物事はトレードオフの関係性で成り立っていますからね。
ストレスフリーの境地へ
またどうしても解決できなかったものとして、長期の休みに旅行に行ったとしても心が休まらないことが挙げられます。これは経験者はわかると思いますが、シフト勤務という仕事の特性上、休みの間お客様の件は他の同僚に引き継いだりはするものの、何か契約でトラブルは起きないかとか、クレームが発生しないかと旅先でも心配事が頭をもたげてきます。大好きな旅が心から楽しめていない自分に気付きいてしまいました。この旅をストレスフリーで楽しみたいと思ったのも大きなきっかけのひとつです。だって海外バックパック旅行中に日本の会社からクレームのメールを受け取ったりしたら全てが台無しじゃないですか?また旅行に限らず、他の多くの趣味に本気で打ち込んでいきたいと思ってました。自転車でしまなみ海道渡りたいし、ギターも上手くなりたいし、YOUTUBEで動画を発信したいし、ブログで文章も書きたい。
そのように悶々としながら会社員生活を続けていたのですが、小さい頃から小説が大好きだった私は、たまには違うジャンルの本を読んでみようと思い、近所のブックオフの投資コーナーで本を物色しました。そしてそこで何気なく手にした「金持ち父さん 貧乏父さん」で人生の価値観をガラリと変えられることになるのでした。読後感は今までの小説とかでは味わったことがないものでした。稲妻に打たれたとかハンマーで頭を叩かれた衝撃という表現がまさにピッタリでした。それからは自分の中身が目まぐるしいスピードで変化していきました。
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