■聖蹟桜ヶ丘駅で「耳をすませば」を求めて

京王線

聖蹟桜ヶ丘駅

聖蹟桜ヶ丘について

聖蹟桜ヶ丘駅は京王電鉄の本社が置かれていることやジブリ作品「耳をすませば」の舞台になっているという点で有名な駅です。

耳をすませば
1995年の作品。本好きの中学3年生の月島雫と天沢聖司が図書カードを通じて出会い、思春期の揺れ動く恋心や、夢を追いかける姿を描いた作品。劇中歌のカントリーロードは誰でも耳馴染みがあるのでは?天沢聖司の声は高橋一生が担当したことでも有名。

聖蹟桜ヶ丘と私

私は20代の後半から30代前半にかけて多摩市の小田急・京王永山駅の近くに住んでいたことがありよくウォーキングやジョギングで訪れていました。多摩市は緑豊かで街歩きをするのにはピッタリです。

聖蹟桜ヶ丘駅近辺は街並みが綺麗で自然との調和が取れた街で好きな街のひとつです。また個人的には人生の分岐点になった場所でもあります。なぜなら会社の寮暮らしをやめ、初めてひとり暮らしのために訪れたのが聖蹟桜ヶ丘の不動産屋さんでした。さらに、その不動産屋さんの仕事を見て「こういう仕事もあるのか」と不動産業を初めて認識し不動産業界に転職をしました。いわば自分の独立と社会人のリスタートを決意した街でもあり特別な感情を抱いています。

川崎街道聖蹟桜ヶ丘駅前

聖蹟桜ヶ丘という地名の由来

さて「聖蹟」というなんとも聞き慣れないけれど神聖な響きのするこの言葉の意味は「天皇陛下が行幸(訪問)したことがある場所」を言います。かつてウサギの狩猟や多摩川の鮎漁のため明治天皇が多摩丘陵にある蓮光寺に仮小屋をたて行幸(訪問)した経緯があるようです。またその蓮光寺は桜の名所がありそれがもとになり「聖蹟桜ヶ丘」の由来となっているようです。※今回、蓮光寺の方へ向かいませんでしたが、その高台は京王カントリークラブ(ゴルフ場)があったりと緑豊かなエリアとなっています。

聖蹟桜ヶ丘をポタリング

駅前の主要な通り川崎街道

ふうらり風来坊

駅前の川崎街道沿いには高層のマンションの他、飲食店、不動産屋や各種チェーン店が立ち並びます。雑多な印象は全然なく、寸分違わぬように計画通りに実行されたのではないかと思うほど整然とした美しい通りとなっています。

川崎街道を西側へ

野猿街道はあの有名なグループ名にもなってます

ふうらり風来坊

次に野猿街道です。「野猿」といえば、とんねるずが番組で結成した音楽グループで有名です。こちらをさらに南下するとそのグループ名の由来となる「ホテル野猿」があります。あの「とんねるず」がこのあたりを知っているというのもなかなか感慨深くもあります。初めて原付バイクを買った野猿街道と大栗川がぶつかるあたりにあったバイク屋さんはアパートに変わっていました。そこで購入したのはHONDAのシャリーという薄い青色の古いバイクでした。シャリーは私の行動範囲を広げてくれた一方、何度も壊れて何度も修理に出した記憶が蘇ります。そんな手のかかるバイクでしたがフォルムや色が好きで長く乗っていました。そういう歴史もあって薄い青色のDAHON BoardwalkD7を選んでいるのかもしれません。

野猿街道

大栗川沿いの道

ふうらり風来坊

個人的にはこの大栗川沿いの風景が昔から好きです。ジョギングのコースで見慣れていて思い出補正がかかっているだけかもしれません。ただ当時から何処か懐かしい風景を思い出させてくれる場所です。また「耳をすませば」で高台から見下ろすシーンがありますが、そこに流れている川はおそらく同じ街を流れる多摩川です。

大栗川沿いの叙景

黒瀬友恵さんの垂れ幕が出迎えてくれる聖蹟桜ヶ丘

ふうらり風来坊

鎌倉街道と川崎街道がぶつかる新大栗橋の交差点のビルの垂れ幕はユニークでいつも見入ってしまします。数年前からは「時代の歌手デビュー!」黒瀬友恵とぶら下がっています。その前は私の記憶が正しければ、カンフーだか気功だかのポーズを決めた黒い帽子を被ってチャイナ服を着たおじさんがぶら下がっていました。あのおじさんが消えた時は少し寂しい気持ちもあったのだけれど、今となっては黒瀬友恵さんがあの場所にマッチしている気がします。パズルのピースがはまったみたいに。なんとなく。

左側の垂れ幕が心を惹きつけてやまない

多摩川サイクリングロード

ふうらり風来坊

駅の西側の線路下をくぐり京王系のビルを抜けると多摩川とぶつかります。多くのサイクリストたちが多摩サイクリングロードを走り抜けています。

多摩川サイクリングロード

住宅街に突如現れる小野神社

ふうらり風来坊

線路の北側は南側と比較すると昔ながらの住宅街が広がっている印象です。昔から学生が多い街のためか「○○壮」「○○アパート」なんて昭和チックなアパートも視界に入ってくる。これはこれでいい意味でノスタルジーを感じます。

住宅地を走っていると突如「小野神社」なる神社が見えてきます。住宅街の中で朱色が独特の存在感を放っています。

小野神社

京王電鉄の本社もあって、そのお膝元の駅になります。

ふうらり風来坊

踏切で通りすぎる電車を待ちます。因みにこの先は駐車場となっており行き止まりでした。京王電鉄の本社お膝元ということもあり街並みが美しいのでしょう。なんとなく納得です。

京王線の踏切
ふうらり風来坊

聖蹟桜ヶ丘でショッピングといえば聖蹟桜ヶ丘オーパも外せません。ここからのオーパの眺めが結構好きです。

オーパ聖蹟桜ヶ丘

青春のポスト。夢を大切にしてほしいという願いがあるようです。

ふうらり風来坊

駅前に戻り青春のポストと聖蹟桜ヶ丘散策マップがあります。青春のポストは「耳をすませば」のアンティークショップ地球屋をモチーフに作られているようです。夢や願い事を書いて投函できるようです。年を重ねるにつれ夢を大切にする気持ちは薄れていきます。若い方は是非ポスト投函してみてはいかがでしょうか?

青春ポストと散策マップ

耳をすませばの世界観が広がります。いろは坂

ふうらり風来坊

いろは坂に向かいます。この場所こそ「耳をすませば」ファンの聖地にあたる場所かと思います。作中では、最初のカーブの手前に図書館が設定されていました。実際に図書館はありません。ただ赤いコンクリート道路やカーブ具合はそこはかとなく「耳をすませば」の雰囲気を漂わせます。

いろは坂
ふうらり風来坊

いろは坂をDAHON Boardwalk D7で走破を試みましたが、途中で断念してしまいました。ショートカットできる階段があります。因みにこの階段を駆け降りるシーンなんかも有名ではないでしょうか?

いろは坂をショートカット
金毘羅宮横の階段
ふうらり風来坊

さらにいくと地球屋が存在していたと思われる桜ヶ丘ロータリーへ辿り着きます。この建物奥にはファン御用達のノア洋菓子店があります。そこでは「耳をすませば」にちなんだクッキーなんかも販売されているようです。

桜ヶ丘ロータリー

あの告白をするシーンの神社

ふうらり風来坊

この金比羅神社は野球少年の杉村が主人公の月島雫に告白をするシーンとして使われています。あのシーンはなんか青くさくて好きなシーンです。

金毘羅宮

いろは坂を下りながら見る景色は最高です

ふうらり風来坊

最後にいろは坂を颯爽と下ります。眼下に広がる聖蹟桜ヶ丘駅の綺麗な街並みを眺めながら。

いろは坂からの眺望

まとめ

感想

耳をすませばの聖地として有名すぎる聖蹟桜ヶ丘駅でした。ファンの方は予め作品を観て予習していくと楽しみが倍増すると思います。ファン以外の方でも都市と自然が絶妙に調和した街並みは楽しめると思います。

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